【S4 最終52位&79位】開闢カバドリ
【初めに】
穏やかと申します。S4お疲れさまでした。
S4で使用した構築について書いてみました。
浅い内容かも知れませんが、お許しください。
【結果】
TN:Uexküll 最終52位 147勝85敗
TN:ConstellarM7 最終79位 122勝66敗
【使用した並び】
【構築のコンセプト】
一撃必殺の多投による役割関係の破壊とDMの強要で相手のプラン通りに対戦させない
【構築の経緯】
S4から解禁されたキョダイラプラスから組み始めた。ラプラスは元々受け駒を破壊することが得意なポケモンなのでキョダイセンリツを活かして殴り合う型ではなく、身代わりと一撃必殺を採用した型とした。
ラプラスを使う上で障害となるのは電気タイプ、特にゲームを終わらせる火力を持つパッチラゴンであると考えたので、地面枠としてドリュウズとカバルドンを採用。
ラプラスだけで受け駒を破壊することは難しいと感じたため、ここまでの3体に一撃必殺を仕込みそれによって得られるアドバンテージを勝利に変換できる再現性の高いポケモンが欲しかったのでミミッキュを採用。
ここまででアーマーガアが重かったためスピンロトムを補完として採用。
また、ロトムやヒヒダルマが重かったためサザンドラを補完として採用し完成した。
【個別紹介】
カバルドン@ゴツゴツメット
わんぱく すなおこし
215(252)-132(0)-187(252)-×-93(4)-67(0)
じわれ あくび ステルスロック なまける
砂展開、物理受けが主な役割。HBカバルドンに『じわれ』と『なまける』を採用することでカビゴンを高い確率で破壊できることに気付き、このような技構成とした。これにより、カビゴンをカバルドンで処理できるようになっただけでなく、『あくび』で流しながら『じわれ』を打つことで本来の役割関係を越えた処理ができるようになった。代償として『じしん』が無くなり削りの手段が減ってしまったので、持ち物をゴツゴツメットとした。相手のドリュウズにつのドリルで貫かれてしまった時にきあいのタスキの線を切れる点が思わぬ恩恵であった。
ドリュウズ@きあいのタスキ
ようき すなかき
185(0)-187(252)-81(4)-×-85(0)-154(252)
じしん アイアンヘッド がんせきふうじ つのドリル
タスキを盾にしたストッパーが主な役割。有利対面を作ったら『つのドリル』を押して裏のアーマーガアなどを貫く。『つのドリル』を見せて相手にDMを強要してからカバルドンに引き、DMを弱く使わせる動きが強力だった。雑に動かすことが多かったが、状況次第ではエースとして大切に使うことを心掛けた。
ラプラス(キョダイマックス)@たべのこし
おくびょう ちょすい
225(156)-81(0)-112(92)-106(4)-116(4)-123(252)
うたかたのアリア フリーズドライ じわれ みがわり
受け駒の破壊と水の一貫切りが主な役割。有利対面で『みがわり』を貼り、『じわれ』を連打して裏を倒す。一撃必殺技の選択肢が多いラプラスだが、その中から『じわれ』を採用した理由はダイアースにすることで自身のDを上げられるためである。D上昇とキョダイセンリツの壁を併せることで特殊方面の耐久を大きく伸ばすことができ、これによって『みがわり』の耐久力を伸ばして『じわれ』の試行回数を稼ぎやすくしたり、対特殊の殴り合いに強くしてラプラスで詰めていく動きが可能になる。似たような型とのミラーを意識してSは最速にした。Sを大きく伸ばしたことにより殴れる回数の増加や『みがわり』を相手のDMターンを凌ぐ手段として使いやすくなる恩恵があった。イカサマのダメージ意識でAは0の個体を用いたが、AをVにした方が勝ちを拾えそうなのでAの個体値に関しては一考の余地がある。
ミミッキュ@いのちのたま
ようき ばけのかわ
131(4)-142(252)-100(0)-×-125(0)-162(252)
かげうち ゴーストダイブ じゃれつく つるぎのまい
構築のエース兼ストッパー。他のポケモンで稼いだアドを勝利に変換する。ゴーストダイブはDMターン稼ぎに便利だが負け筋を作り得る技なので扱いが面倒だった。
スピンロトム@オボンのみ
ひかえめ ふゆう
157(252)-×136(68)-157(140)-128(4)-112(44)
ほうでん エアスラッシュ シャドーボール わるだくみ
構築内で重いアーマーガアを後出しから起点にできることを評価し補完として採用した。数値の低さを補うために耐久にある程度振り、オボンのみを持たせた。補完としての採用だったが、カバルドンとの相性が良く選出に組み込みやすかった。
サザンドラ@こだわりスカーフ
おくびょう ふゆう
167(0)-112(0)-110(0)-177(252)-111(4)-165(252)
あくのはどう りゅうせいぐん だいもんじ とんぼがえり
ヒヒダルマとロトムが重かったため補完として採用した。DMを切ることで高い対面性能を得られることと、こだわりスカーフ持ちの中では勝ち筋を考えやすいことを評価していた。しかし、トゲキッスにあまりにも隙を見せやすいのが弱く、選出が難しかった。最後までこの枠はしっくり来なかった。
【最後に】
最終二桁を目標に剣盾ランクマッチに取り組んでいたため、漸く目標を達成できて嬉しかったです。S4の順位は評価され難そうなことが残念でならないですが、劣悪な環境で腐ること無く対戦し続けたことは無駄にはならないと思いたいです。構築作りや個体調達を助けてくれた葛ポケの皆様には本当に感謝しています。
何か質問などがございましたら@HDzapdosまで。