【S25 最終21位】制圧ジガルデエスバサンダー
【初めに】
穏やかと申します。S25お疲れ様でした。
S25で使用した構築について書いてみました。
浅い内容かもしれませんが、お許しください。
【結果】
TN:Grapha 最終21位(2046)
【使用した構築】
【構築のコンセプト】
【構築経緯】
対策の薄い構築であれば一方的に勝つことができ、不利な伝説にも展開次第で打ち勝てるジガルデから組み始めた。メタを張られていない限り、積み始めたジガルデを正面から突破するのは難しく、仮に突破できたとしても相手はかなり消耗する。そこで、ジガルデで荒らして後発ダイマックスで詰め切る、もしくは先行ダイマックスで消耗させてジガルデで詰ませるといったコンセプトで組むことにした。
コンセプトを実現させるために、強力なダイマックスエースである珠エースバーンと嘴サンダーを採用した。この二体は単純に強力なだけでなく、エースバーンにダイアタック(ギガインパクト)、サンダーに電磁波を覚えさせることで、相手の素早さを操作してスムーズにジガルデに繋げられるため相性が良い。
ジガルデで消耗させて後発ダイマックスを通すパターンをとる時にジガルデの積みを補助する初手要員が欲しかったので、襷電磁波オーロンゲを採用した。ジガルデとの相性補完が優れており、特に苦手なドラパルトに強い点が魅力である。
この四体ではカバルドンの欠伸展開が重くなるので、そこに強く出られる砂かき鉢巻ウオノラゴンを採用した。
最後に、ゼルネアスなどの積みに対抗でき、選出と立ち回りの幅を広げられるスカーフメタモンを採用して完成とした。
【ポケモンの役割】
残飯:詰ませ、クッション
珠:ダイマックスエース
嘴:ダイマックスエース
襷:初手、龍技の一貫切り
鉢巻:対カバルドン
スカーフ:対ゼルネアスなどの積み
【個別紹介】
ジガルデ@食べ残し
腕白 スワームチェンジ
通常:212(236)-121(4)-173(132)-×-116(4)-132(132)
PF :321(236)-121(4)-173(132)-×-116(4)-122(132)
サウザンアロー 蛇睨み とぐろを巻く みがわり
S:通常時で準速ネクロズマ抜き抜き抜き(即ちミラー意識)
伝説枠。
特性を含めた異常な耐久と蛇睨みによる誤魔化し性能により、他の伝説枠より選出に絡めやすく、構築のパワーやコンセプトを維持しやすいのが特徴。
本構築ではジガルデで相手を詰ませる、もしくは消耗させることを目指す。
ちなみに強すぎてシーズンが終わるまでダイマ飴を与えてないことに気づかなかった。思い返すと、これで落としていた対戦もあったのでただただショックである。
(キョダイ個体)
エースバーン@命の珠
陽気 リベロ
155(0)-168(252)-95(0)-×-96(4)-188(252)
火炎ボール ギガインパクト 飛び跳ねる 不意打ち
ダイマックスエースその1。
高い火力と広い技範囲を持っており、ダイマックス中の技選択を適切に行うことで中途半端な後出しを許さずに数的有利を取ることができる。
珠エースバーンの性格は火力が上がる意地っ張りが多いが、今回はザシアンのSラインを意識して陽気にした。これにより、ダイジェットを強要されないため技選択がしやすくなり、ダイマックスが無くともザシアン軸を詰め切れるようになる。実際に対ザシアン軸において、柔軟に動かすことができたのでこの判断は正解だった。
非ダイマックス時の動きやすさを上げるために不意打ちを採用した。
サンダー@鋭い嘴
臆病 静電気
165(0)-×-106(4)-177(252)-110(0)-167(252)
10万ボルト 暴風 熱風 電磁波
ダイマックスエースその2。
静電気と電磁波、絶妙なSのおかげで選出した際に腐りにくいのが特徴。
サンダーの通りが悪くない場合は雑にダイマックスを切って数的有利を取りつつ、裏のポケモンに電磁波を押してジガルデに繋げる。
オボンカバルドンに受け出されて欠伸展開に持ち込まれるのを拒否するために鋭い嘴を持たせた。
構築的に羽休めで粘るよりも技範囲を広げて役割対象を増やした方が選出しやすいと考え、鋼タイプへの打点となる熱風を採用した。
オーロンゲ@気合の襷
意地っ張り 悪戯心
170(0)-189(252)-89(28)-×-95(0)-109(228)
ソウルクラッシュ 不意打ち パワーウィップ 電磁波
B:意地水ウーラオスの水流連打を81.3%で耐える、陽気鉢巻フェローチェのトリプルアクセルを93.8%で耐える
初手要員。
広い技範囲と高火力不意打ち、先制電磁波の存在により腐りにくい。
適度に殴り合いつつ、電磁波を入れてジガルデに繋げる。
相手目線で何をしてくるのかわかりずらく、こちらのやりたいことをひたすら押し付けることができた。個人的に電磁波ボルトロスより動かしやすいと感じた。
初手要員だがドラパルト入りに対しては裏においてジガルデからの引き先とする。
ウオノラゴン@拘り鉢巻
意地っ張り 砂かき
165(0)-156(252)-121(4)-×-100(0)-127(252)
エラがみ 逆鱗 ロックブラスト ねごと
カバルドンの欠伸展開に圧力をかける枠。
竜王戦ルールでは結果を出している構築を見る限り、カバルドンやバンギラスと同居していないウオノラゴンは頑丈顎のスカーフか鉢巻である。本構築ではメタモンと同居しており、相手目線では頑丈顎の鉢巻に見える。そのため、ダイロックからの奇襲が通りやすく、刺さりが良い構築に対してはダイマックスエースその3として動かした。
メタモン@こだわりスカーフ
臆病 変わり者
155(252)-×-×-×-×-110(252)
変身
S:最速(カイオーガなどのスカーフ判別ができる)
ゼルネアスなどの積みへの切り返し。
メタモンの働きは不安定だが1体だけで厳しい構築に対しても勝ち筋を作れるので、構築同士の有利不利が明確に存在するこのルールでは対策枠の圧縮という意味でも優れているポケモンだと感じた。
【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今期は最終的に勝ち切ることはできなかったものの、最終日の一桁~二桁で何度も対戦することができたので非常に楽しめました。
シーズンが終わって構築を眺めていたらジガルデのダイマックスレベルが0だったことに気づいたときは衝撃を受けました。相手のイベルタル火力おかしいだろ~と違和感を感じることはありましたが、負けた対戦の反省に気を取られてすぐに忘れてしまいました。ただ、これは自分のミスであり実力でもあるので言い訳にせず、もっと良い結果を出せるように頑張りたいと思います。
何かあれば気軽にどうぞ
サムネ用画像