【S14 最終65位】終末ラオスミミカイリュー

【初めに】

穏やかと申します。S14お疲れ様でした。
S14で使用した構築について書いてみました。
浅い内容かもしれませんが、お許しください。

*本記事ではダイマックスをDMと記す。

 

 

【結果】

TN:Grapha 最終65位(2059)

 

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【使用した構築】

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【構築のコンセプト】

  • 対面構築の基本(行動保証+高火力先制技)

襷水ウーラオス、珠ミミッキュ、ジュエルカイリューはいずれも高い行動保証と高火力の先制技を持っている。これらのポケモンを選出に多く絡めて後述のコンセプトと合わせて逃げ切ることを目指す。 

 

  • 初手ウオノラゴンorポリゴン2で超火力を押しつける

 S12、13で使用した構築とは大きく異なり、本構築の基本選出は初手ウオノラゴンorポリゴン2+@2である。初手から場を荒らしていき得られたアドバンテージを裏の行動保証持ちで勝利に変換する。

 

 

ポケモンの役割】

f:id:calm145:20210201051641p:plain:後続からの詰め

f:id:calm145:20201201081347p:plain:後続からの詰め

ジュエルカイリュー:後続からの詰め

HCf:id:calm145:20200830025126p:plain:初手

タラプf:id:calm145:20201201080055p:plain:選出誘導枠(刺さる時は出す)

スカーフf:id:calm145:20200301142422p:plain:初手

 

 

【個別紹介】

f:id:calm145:20201201075813p:plain(非キョダイ個体) 

水ウーラオス@気合の襷
陽気 不可視の拳
175(0)-182(252)-121(4)-×-80(0)-163(252)
水流連打 インファイト 毒突き アクアジェット

対面構築の襷枠。
今期は水ウーラオスを絡めたサイクル構築があまりにも多く、悪ウーラオスが大変動かしにくい環境であったので水を選んだ。
技構成は基本的な『水流連打』、『インファイト』、『アクアジェット』、『毒突き』とした。『毒突き』は対カプレヒレ専用技であるため、『雷パンチ』より威力の高いこちらを選択した。
非常に姿勢の良い悪ばかり使っていたので水のフニャフニャした姿勢の悪いモーションが気になって仕方がなかった。

 

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ミミッキュ@命の珠
陽気 化けの皮
131(4)-142(252)-100(0)-×-125(0)-162(252)
影打ち ゴーストダイブ じゃれつく 剣の舞

対面構築の鬼。
S12、13より確実に動かしにくかった。環境が煮詰まるにつれて完成度の高いサイクル構築が増え、簡単にいなされることが多くなった。7世代の時と同様に、シーズンが進むごとに交代ボタンの壊れた対面構築は通らなくなることを痛感した。

 

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カイリュー@ノーマルジュエル
意地っ張り マルチスケイル
171(36)-202(236)-115(0)-×-120(0)-130(236)
H:非DM時、A特化ドラパルトのドラゴンアローをマルチスケイル込みで二連続最高乱数以外確定耐え
A:出来る限り高く
S:S+1で最速アーゴヨン抜き抜きとなるS実数値129の上を取れる
逆鱗 ダブルウイング 炎のパンチ 神速

意味不明アイテムを持ったカイリュー
S12、13では拘り鉢巻を持たせていた。高い火力を得られるが技が固定となるため非常に取り回しが悪く、特に『神速』で削り残しを倒した後にミミッキュなどの霊を出されて詰んでしまうことが度々あった。そこでノーマルジュエルを持たせることで『神速』で削り残しを倒す動きを実現しながら取り回しの良さを向上させた。その代わり『逆鱗』で崩すことは出来なくなったが、ミミッキュでも崩しは出来るので問題無いと考えた。
技構成はタイプ一致高火力の『逆鱗』、ダイジェットの媒体となり襷や化けの皮を貫通することができる『ダブルウイング』、対ナットレイ意識の『炎のパンチ』、高火力先制技の『神速』とした。
 

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ポリゴン2@進化の輝石
控えめ ダウンロード
191(244)-×-110(0)-172(252)-117(12)-80(0)
H:16n-1
C:特化
D:余り適当
トライアタック 10万ボルト 冷凍ビーム 寝言

対面構築の初手枠。
技構成は暇潰しに打つと何かが起こる『トライアタック』、火力重視の『10万ボルト』、抜群を取りやすい『冷凍ビーム』、欠伸展開を切れる『寝言』とした。
通りがいい時は積極的に初手DMを切って数的有利を実現させる。

 

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サンダー@タラプの実
穏やか プレッシャー
197(252)-×-111(44)-146(4)-140(140)-129(68)
H:耐久を上げたいのでぶっぱ
B:ほぼ全てのラグラージクイックターンに身代わりが残る
D:タラプの実発動前特化命の珠サンダーのダイジェット+タラプの実発動後ダイサンダーを確定耐え
S:S+1で最速アーゴヨン抜きとなるS実数値128の上を取れる
放電 暴風 身代わり 羽休め

ウオノラゴンや水ウーラオスの役割対象を出させるための選出誘導枠。
選出誘導枠だが選出に絡めやすい方がいいので前期使用感が良かったタラプの実で採用した。攻めから詰ませを単体で行えるのが魅力である。
技構成は追加効果が優秀な『放電』、一致飛行技の『暴風』、様々な状況で役に立つ『身代わり』、高速再生技の『羽休め』とした。
終盤にラグラージがありえない程増えたので『身代わり』が活きることが多かった。

 

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ウオノラゴン@拘りスカーフ
意地っ張り 頑丈顎
165(0)-156(252)-121(4)-×-100(0)-127(252)
エラがみ 逆鱗 メガトンキック 寝言

初手に出してエラがみをする。
終盤では通りが良かった。DMを絡めた立ち回りが意外と強く、どの技も役に立ってくれた。

 

 

【最後に】

今期は非常に難しいシーズンでした。完成度の高い前期の上位構築が序盤から流行し、それらの多くが自分がよく使う対面構築と相性が悪く、序盤から思うように勝てませんでした。そこで新しい構築を作ろうと試行錯誤しましたがその全てが弱く最終日前日まで2000に行けませんでした。仕方なく前期の上位記事を参考に構築を組み、なんとか2000に行けたものの、初めて動かすポケモンが多すぎてすぐに溶けてしまいました。構築が無くどうしようもなかったので、結局いつもの対面構築を組み替えて使いました。
今期は微妙な結果で終わってしまいましたが、シリーズ7のルールは剣盾史上最高に楽しい環境でした。ポケモンの間で強い弱いの差こそあれどあまりにも飛び抜けた性能のポケモンはおらず、工夫次第で色んなことができる点が好きでした。ルールが3ヶ月で変更されてしまうのが残念でなりません。
来期からのシリーズ8では今まで全く触ってなかった禁止伝説が解禁されるので、まずはどういうポケモンがいるのか調べようと思います。

Twitter @HDzapdos

 

 

 

サムネ用画像

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