【S2 最終39位】対面クエスドラパ

【初めに】

穏やかと申します。S2お疲れ様でした。
S2で使用した構築について書いてみました。
浅い内容かもしれませんが、お許しください。

 

【結果】

TN:Lys Gracieux 最終39位(2199.335)

 





 

【使用した構築】

 

 

 

【構築のコンセプト】

本構築の基本選出はクエスパトラ⇒ドラパルト⇒ミミッキュorカイリューである。

具体的な流れとしては
エスパトラで1体倒し、後続にルミナコリジョンを当てて退場。

D2段階下降により、ドラパルトの特殊火力を疑似的に上昇させることで、もう1体倒す。

ラスト1体に呪いを刺して退場し、行動保証と先制技があるポケモン(ミミッキュorカイリュー)で押し切る。

この動きはプレイヤーの腕に依存せず、わかりやすく強い。構築段階で行動を決め打ちすることで、対戦中の噛み合い要素を減らす。

 

 

ポケモンの役割】

オボンの実:初手

気合の襷:2番手

命の珠:3番手

厚底ブーツ:3番手

イカサマダイス:対受け、ギミック

食べ残しステルスロック展開

 

 

【個別紹介】

エスパトラ@オボンの実
控えめ 加速
格闘テラスタル
202(252)-×-96(124)-149(116)-81(4)-127(12)
ルミナコリジョン シャドーボール テラバースト(格闘) 守る
B: 格闘テラスを切った場合、鉢巻特化マスカーニャの叩き落とす+特化ノーマルカイリューの神速を98.83%で耐える
D:特化サーフゴーのゴールドラッシュ確定耐え
C:H実数値191(16n-1意識)D実数値111(無振り)サーフゴーをルミナコリジョン+D2段階下降シャドーボールで確殺

基本選出の初手。
技構成は、打っているだけで受けすら潰せる破格の一致技『ルミナコリジョン』、ルミナコリジョンに受け出してくるサーフゴーへの打点となる『シャドーボール』、エスパーの一貫を切ってくる悪に刺さる『テラバースト(格闘)』、Sを上げる『守る』とした。
『ルミナコリジョン』の性質上、打ち合いに強いポケモンなので、オボンの実を持たせて耐久に大きく振ることで対面性能を上げて、強みを伸ばした。
S1よりもプレイヤー達がこのポケモンへの理解度を深めていたため初手から不利対面になることも多かったが、テラスタルを即切ることである程度解決できた。テラスタルを雑に使っても、裏のドラパルト+ミミッキュorカイリューで押し切れるのが大きかった。

 


ドラパルト@気合の襷
うっかりや すりぬけ
ゴーストテラスタル
163(0)-141(4)-95(0)-167(252)-85(0)-194(252)
シャドーボール 流星群 不意打ち 呪い

基本選出の2番手。
技構成は一致技の『シャドーボール』と『流星群』、削れたスカーフサーフゴーを縛ったりと便利な先制技の『ふいうち』、裏の行動保証持ちと合わせて大きく削れる『呪い』とした。『呪い』は耐久の高いポケモンを潰す際にも役に立った。
ラスタルは安定した高い打点が欲しかったのでゴーストを選択した。
エスパトラのルミナコリジョンから繋げることで疑似的に火力を上げることができ、舞ったカイリューなどを簡単に切り返すことができる。

 

ミミッキュ@命の珠
意地っ張り 化けの皮
フェアリーテラスタル
131(4)-156(252)-100(0)-×-125(0)-148(252)
影撃ち ドレインパンチ じゃれつく 剣の舞

基本選出の3番手。
サザンドラやドドゲザンを意識して『ドレインパンチ』を採用した。
ラスタルはタイプで無効化されるゴーストではなくフェアリーを選択した。
化けの皮を盾にストッパーとしての役割を果たしてくれた。

 


カイリュー@厚底ブーツ
意地っ張り マルチスケイル
ノーマルテラスタル
185(148)-204(252)-115(0)-×-120(0)-114(108)
神速 けたぐり 地震 龍の舞
S:+1で最速ガブリアス抜き

基本選出の3番手。
技構成は高火力先制技の『神速』、ドドゲザンやノーマルカイリューに刺さる『けたぐり』、サーフゴーへの打点となる『地震』、積み技の『龍の舞』とした。
ストッパーとしての役割を確実にこなすために厚底ブーツを持たせた。S1よりもステルスロック展開は減っていたため有効に働く場面は少なかったが、見えないステルスロックに臆することなく選出できるという意味ではよかったと思う。

 


キノガッサ@イカサマダイス
意地っ張り テクニシャン
電気テラスタル
167(252)-200(252)-100(0)-×-80(0)-91(4)
マッハパンチ タネマシンガン テラバースト(電気) 剣の舞

受けループと麻痺から身代わりを残すギミックを破壊する。
生存できるターンを1ターンでも伸ばしたかったのでSを捨てて耐久を上げた。
確実な役割遂行のためにイカサマダイスを持たせた。
電気テラスタルにした理由は2つ。1つは対受けループでタネマシンガンの一貫を切れるのは、ラウドボーンを除くと、アーマーガアか飛行テラスタルをした物理受け(クレベースなど)であり、相性補完として優れているからだ。もう1つは麻痺を入れて身代わりを残そうとするギミックに対して、タネマシンガンと合わせて強く出れるからだ。
このポケモンのお陰で受けループやギミックに高い勝率を出せたので精神的に良かった。

 


トリトドン@食べ残し
図太い 粘着
地面テラスタル
218(252)-×-132(252)-112(0)-103(4)-59(0)
大地の力 れいとうビーム ステルスロック 欠伸

ステルスロック展開がしたいときに出す。
物理偏重な環境なのでHBにした。
水技は押されることがないと考え、トリックに強い粘着にした。
欠伸を連打することで回復できる食べ残しを持たせて場持ちを良くした。
このポケモンを絡めることで単純な対面選出以外もできるようになり、選出に幅が生まれた。

 

 

【選出と立ち回り】

・基本選出
or
エスパトラの通りが悪くない限りはこの選出。
エスパトラで1体倒してルミナコリジョンを当てて退場。
ドラパルトでD2段階下降を利用し1体倒す。その後呪いで退場。
ミミッキュorカイリューで詰める。

・行動保証ゴリ押し

エスパトラの通りが悪い時の選択肢。
出す順番は柔軟に。
先制技と行動保証で押し切る。

ステルスロック展開

()から2体
エスパトラの通りが悪いときの選択肢。
ステルスロックを撒ければ有利に戦えそうな構築に対して。
出す順番は柔軟に。

・対受けループ

()から2体

キノガッサが剣の舞を積む余裕が欲しいのでドラパルトかクエスパトラを使って有利な対面を作る。タイプで攻めることでテラスタルを強要すると簡単に崩せる。

 

 

【最後に】

ここまで読んでいただきありがとうございます。

久しぶりに勝つことができて嬉しいです。剣盾の伝説2体ルールが始まってから1年間、全く勝てていませんでした。本気でポケモンに向き合っても最終4,5桁で終わることもあり、苦しかったです。何度も何度もやめたくなりましたが、諦めずに取り組んできて本当によかったです。

次は良い流れを途切れさせることなく安定して結果を残せるようになりたいです。

何かあれば気軽にどうぞ。↓

穏やか (@HDzapdos) / Twitter