【S17】状態異常ばら撒きゲンミミ【最高2070】

 【初めに】

穏やかと申します。S17お疲れ様でした。

7世代の最後に使った構築について書いてみました。

浅い内容かもしれませんが、お許しください。

 

以下常体。

 

 

【使用した並び】

 

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【構築のコンセプト】

1.状態異常にする技を多用して、相手の弱体化とメガゲンガーの一貫を狙う

2.メガゲンガーミミッキュ+@1での選出をし、メガゲンガーミミッキュで@1が苦手とするポケモンを強引に処理して、@1を通す

の二点である。

 

 

【構築の経緯】

ここ最近のシーズンで催眠ゲンガー+ミミッキュに頻繁にマッチングするようになったため、流行りに乗って使用することに決めた。残りの四体を決めるために催眠ゲンガー+ミミッキュの強みと弱みを整理した。

強い点

  1. さまざまな並びに対して選出することができる
  2. ゲンガーは高いS、ミミッキュは化けの皮を持っているため、どちらも行動保証があり、選出した際に腐りにくい
  3. ゲンガーを崩しの駒として動かせるため、崩し枠を減らせる
  4. 催眠により、勝ち筋を残せる

弱い点

  1. 削りが入っていない状況では、ゲンガーの有利対面は意外と少ない
  2. ミミッキュで止めることが出来ない、かつゲンガーを上から縛れる相手には勝てない
  3. レート差マッチが多発するS17においては、催眠に頼った戦い方ではレートは伸びない

これらを踏まえて構築を作成していった。弱い点1と3を補うために、相手に削りを入れながら、状態異常をばら撒くことができる個体を多く採用したいと考えた。弱い点2に関しては、そういった相手は環境にそう多くないと判断し、切ることにした。また、強い点1と2、3より、ゲンガーとミミッキュに明確ではないものの、多くの役割を任せられると判断し、汎用性を少し欠いたメタよりの個体を採用できると考えた。

そうして、毒々混乱実レボルトと鬼羽ウルガモス、ゴツメスイクンを採用した。
ここまでで、カプ・テテフボーマンダが重かったため、補完としてテッカグヤを採用し、完成した。
 
 
【個別紹介】
 

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ゲンガー@ゲンガナイト
 
おくびょう かげふみ(のろわれボディ
 
141(44)-×-115(116)-202(92)-116(4)-200(252) *メガシンカ
 
たたりめ ヘドロばくだん さいみんじゅつ みがわり
 
Cに振り切るより耐久に振った方が強いと感じたため、このような個体を用いた。火力不足で困ることよりも耐久に振った恩恵を受けることの方が多かった。
みがわりは様子見をしながらメガシンカすることを可能にするだけでなく、毒や火傷、のろい、やどりぎといった様々な要素と組み合わせて戦略の幅を広げることにも繋がるため、有用な技であった。
ヘドロウェーブの個体を持っていなかったので、ヘドロばくだんを採用した。対戦中にヘドロウェーブが欲しいと感じることもあったが、貰える機会がないため我慢した。
 
 

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いじっぱり ばけのかわ
 
131(4)-156(252)-100(0)-×-125(0)-148(252)
 
じゃれつく かげうち のろい でんじは
 
ストッパーとして扱うだけでなく、初手に出して場を荒らせるようにこのような技構成になった。つるぎのまいを切ったため、火力を押し付けるような動きが出来なくなったが、ゲンガーのサポートとしては扱いやすかった。上からちょうはつを入れられると置物になりがちなのでASとした。
 
 

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霊獣ボルトロス@ウイのみ
 
ひかえめ ちくでん
 
184(236)-×-103(100)-182(4)-118(140)-125(28)
 
ボルトチェンジ めざめるパワー氷 ちょうはつ どくどく
 
カバマンダガルドの並びに刺すために採用した。耐久に振って、ある程度の行動保証を持たせたボルトロスは安定感があった。ちょうはつで相手の展開を阻止しながらボルトチェンジで有利にサイクルを回せるため、便利だった。ゲンガーが処理しにくいカビゴンポリゴン2といった高耐久ノーマルは選出されやすいので、どくどくが上手く働くことが多かった。攻撃的な型ではないので、温存すべきかをよく考えながら動かすことを意識した。
 
 
 
ずぶとい プレッシャー
 
207(252)-×-183(252)-111(4)-135(0)-105(0)
 
ねっとう ねむる ねごと ほえる
 
相手の物理を削り、火傷を撒くために採用した。熱湯以外の技は、起点回避のほえる、体力維持とPP枯らしのねむる、隙を減らすねごととした。環境にスイクンは少ないため相手目線では何をするかがわかりづらく、思い通りに動かしやすかった。特にねむるとねごとは読まれ難く、何度も相手の狙いを壊すことが出来た。ボルトロススイクン、ゲンガーで選出すると、サイクル戦をコントロールしやすく、楽しい対戦となった。
 
 

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ウルガモス@マゴのみ
 
おくびょう ほのおのからだ
 
191(244)-×-115(236)-155(0)-125(0)-136(28)
 
ほのおのまい おにび はねやすめ ちょうのまい
 
ゲンガーが苦手なガルーラ軸や対面寄りの構築に刺すために採用した。1ウェポンの関係上、選出する機会は多くはなかったが、通る相手には非常に強く、容易く勝利を作り出すことができた。おにびで物理を、ちょうのまいで特殊に抵抗することができるため、起点にできる範囲は普通のウルガモスよりも広かった。ゲンガーとミミッキュウルガモスが苦手とするポケモンを潰し、詰ませる立ち回りを意識した。
 
 

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テッカグヤ@フィラのみ
 
のんき ビーストブースト
 
204(252)-121(0)-155(144)-127(0)-133(92)-75(20)
 
ヘビーボンバー かえんほうしゃ めざめるパワー氷 やどりぎのタネ
 
カプ・テテフボーマンダが重いため、補完として採用した。優秀な耐性でサイクルを強固にするだけでなく、ゲンガーとミミッキュテッカグヤの苦手なポケモンを倒し、テッカグヤで詰ませる動きをすることが出来るため便利だった。高速再生技がないので慎重な体力管理を心掛けた。
 
 
以下敬体。
 
 
【最後に】
 S17は2100に乗ることを目標に取り組みました。残念ながら目標を達成することは叶いませんでしたが、2000帯で強者の方々と対戦できただけでも少し嬉しかったです。
途中まではメタを張った構築によくマッチングしていたのでレートを伸ばせていたのですが、その後よくわからない構築に負け続けてしまいました。汎用性の低い駒を入れすぎて、構築の対応力が低くなってしまったことと、プレイングの浅さが敗因でした。
悔しさも少し残ってしまいましたが、剣盾でこの悔しさは晴らしたいと思います。
 
 
 
【証拠】
TN まきざぶろう
 

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