【S3 最終195位】突貫逆襲カビミミノラゴン

【はじめに】

穏やかと申します。S3お疲れさまでした。
S3の最終日に使用した構築について書いてみました。
しょうもない最終順位ですが、お許しください。
構築名は最終日に10分でこの構築を組んだことと宇宙的な順位から急いで順位を上げたことからとりました。

 

【使用した並び】

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(TNがGraphaとなっているが、最終195位だったのはTN ConstellerM7)

 

【構築のコンセプト】

1.カビゴンやウオノラゴンで場を荒らし、ペースを握る
2.スカーフエースバーンを軸にサイクルを回しながら削りを入れ、こちらの駒の一貫を目指す
の二点である。

 

 

【個別紹介】

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ウオノラゴン@きあいのタスキ
いじっぱり がんじょうあご
166(4)-156(252)-120(0)-×-100(0)-127(252)
エラがみ げきりん じならし ロックブラスト

場を荒らす役として世にも珍しいタスキ持ちウオノラゴンを採用した。今シーズンは全く勝つことが出来ず最終日まで四桁後半を彷徨っていたが、このポケモンが救ってくれた。耐性と耐久がそこそこあるウオノラゴンにタスキを持たせるのはナンセンスに感じるが利点が幾つかある。一つ目は有利不利がはっきりしない対面で合法的に突っ張りが出来、相手引きの場合一方的にアドを取れる点。二つ目は相手から全く見えない勝ち筋を作れる点。三つ目はタスキとじならし、先制エラがみを併せることでストッパーになれる点である。
ウオノラゴンといえばこだわりアイテム持ちと考えられることが多く、打ち分け出来ることが勝ちに繋がりやすかった。相手の裏に先制エラがみが通るポケモンがいそうな場合は体力が1の状態でも残すことをした。
Hが偶数のまま使っていたことにこの記事を書くまで気づいていなかったのは反省。

 

 

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ミミッキュ@アッキのみ
いじっぱり ばけのかわ
161(244)-156(252)-101(4)-×-126(4)-117(4)
かげうち ゴーストダイブ じゃれつく つるぎのまい

物理ダイマックスエースのストッパーとして採用した。アッキのみのお陰でギャラドスやパッチラゴンと打ち合うことが出来、非常に使用感が良かった。かげうち圏内の相手の前で敢えてかげうちを打たず、つるぎのまいを積みアッキのみを食べてから突破することで裏から出てくるポケモンとの打ち合いに強くすることも出来たりと立ち回りの幅を広げやすかった。

 

 

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カビゴン@フィラのみ
わんぱく くいしんぼう (キョダイマックス個体)
267(252)-130-128(252)-×-131(4)-50(0)
じばく アイアンヘッド ヒートスタンプ のろい

場を荒らす役として採用した。のろいを積み、適当に打ち合った後で爆散して場を荒らしていく。カビゴンが刺さっている相手にはダイマックスを切って複数体倒して数的有利を取っていく。鋼技はダイマックス相手に効かないヘビーボンバーが扱いにくく感じたためアイアンヘッドを、炎技はそのままで打つ場合ダイマックス相手に打つことはなかったため威力重視のヒートスタンプとした。じばくの威力、それを媒体としたキョダイサイセイの威力が高いことと、のろいを採用したことにより、わんぱくHBでも火力で困ることは少なかった。

 

 

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エースバーン@こだわりスカーフ
いじっぱり もうか
157(12)-184(252)-97(17)-×-96(4)-168(228)
かえんボール とびひざげり とんぼがえり みがわり

サイクルを回しながら削りを入れ、終盤スイープする役として採用した。ドラパルトに打点が無いこととメインの技が命中難であることが欠点だが、それでも採用する価値があった。ダイウォールの媒体はターンを消化することやもうかに入ることに使えるみがわりとした。

 

 

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トゲキッス@いのちのたま
ひかえめ てんのめぐみ
191(244)-×-116(4)-176(156)-136(4)-113(100)
エアスラッシュ マジカルシャイン だいもんじ くさむすび

補完として広範囲の特殊が欲しかったため採用した。環境的にトゲキッスへのメタが激しすぎて元々のスペックを発揮しきれていないと感じた。そのため選出率は控えめだったが相手の選出に干渉できるポケモンなのでいるだけでも十分だった。
最終日にこの構築を急いで作ったが、いのちのたまのトゲキッスを持っていなかったのでラムのみの個体を流用したのは反省。

 

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ギルガルド@たべのこし
ひかえめ バトルスイッチ
165(236)-×-160-112(252)-160-83(20) *シールド時
キングシールド みがわり シャドーボール ラスターカノン

何のために採用したのかわからないポケモン。対戦時間が20分になったため、このポケモンTODに追い込むことは一度しかなかった。この枠をもっと煮詰めたかったが生憎時間が無かった。

 

 

【最後に】

S3も最終二桁を目指しましたが前期よりもしょうもない結果で終わってしまいました。未だに剣盾環境の勝ち方がよくわかりません。
何かありましたら@HDzapdosまで。

 

 

TN ConstellerM7

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【S2 最終126位】334サザンガルド

【はじめに】

穏やかと申します。S2お疲れ様でした。

S2で使用した構築について書いてみました。

浅い内容かもしれませんが、お許しください。

構築名はダイマックス時の無振りサザンドラとH振りギルガルドのHPからとりました。
 
決して構築名を言いたいがために記事を書いたわけではございません。
 
 
以下常態。
 
 
【使用した並び】
 

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(TNがGraphaとなっているが、最終126位だったのはTN ConstellerM7)
 
 
【構築のコンセプト】
1.ダイマックス前提の駒を入れないことで柔軟な選出と動きを出来るようにする
2.ばけのかわ、きあいのたすき、キングシールド、ダイウォールを絡めて相手のダイマックスをあしらう
の二点である。
 
 
【個別紹介】
おくびょう ふゆう
167(0)-×-110-177(252)-111(4)-165(252)
 
スカーフ持ちの中では勝ち筋を考え易く、ダイマックスを切ることで高い対面性能と崩し性能を得ることが出来ることを評価し、採用した。
ギルガルドとの相性補完の良さは当然だが構築内の他のポケモンとも攻めと守りの両方で相性が良い。対面的な構築であるもののサイクル的な動きも可能にする駒。
スカーフサザンドラは相手にダイマックスを切ることを強要される場面が起きやすいがダイマックスの権利を比較的自由に使える構築のため、この弱点は気にならなかった。
高耐久フェアリーに手も足も出ないがそれらが選出された際はミミッキュを通しやすくなるため、この弱点も気にならなかった。
相手の構築にトゲキッスが居ても選出したいときは裏に置いて、キッスを処理してから出すことを意識すると通りやすかった。
プレイングの負担を減らすためにとんぼがえりを採用するより、技範囲の広さを取った方が強いと感じたためこの技構成になった。
 
 
 

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のんき バトルスイッチ
167(252)-70(0)-211(252)-71(4)-160(0)-72(0) *シールド時
167(252)-160(0)-112(252)-161(4)-70(0)-72(0) *ブレード時
 
かげうち シャドーボール せいなるつるぎ キングシールド
 
対面、サイクルの両方で高い性能を持っていること、ダイマックスを必要としないこと、パルシェンなどの一部のポケモンに耐性的に優位性があることを評価し、採用した。
高い耐久を盾にダイマックスを使わずに切り返し、後続にも痛手を与え、ダメージレースを優位に運んでくれた。
S2からキングシールドを採用したギルガルドが急増したため、安易に技選択出来なくなったのが弱かった。
サザンドラとの相性補完を活かし誤魔化す動きが面白かった。特に択に勝ちながらサイクルを回して砂ターンを枯らし、ドリュウズの猛攻を凌いで勝ったときは興奮してしまった。
 
 
 

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ミミッキュ@いのちのたま
ようき ばけのかわ
131(4)-142(252)-100(0)-×-125(0)-162(252)
かげうち シャドークロー じゃれつく つるぎのまい
 
とりあえず採用した本構築のエース兼切り返し役。削れた終盤にとどめを刺すミミッキュは強かった。カバルドンのあくび展開から皮を残した状態でつるぎのまいを積み、突破することはシンプルながらも強力であった。
 
 
 

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パルシェン@きあいのたすき
いじっぱり スキルリンク
125(0)-161(252)-201(4)-×-65(0)-122(252)
こおりのつぶて つららばり ロックブラスト からをやぶる

 
襷を盾に積み一気に切り返せて、ダイマックスを必要としないことを評価し採用した。
技が通りにくい相手や受けよりの構築以外に出していった。
初手から出すと簡単に処理されやすいので、裏から出すことを意識した。相手がダイマックスを消費した後だと特に通りやすかった。
S2はギルガルドが多く選出を躊躇うことがよくあったので、水技を採用してもよいと感じた。
 
 
 

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ヒヒダルマ@こだわりハチマキ
ようき ごりむちゅう
181(4)-192(252)-75(0)-×-75(0)-161(252)
つららおとし じしん とんぼがえり ばかぢから
 
動けば動くほどアドがとれる筋肉生命体。一瞬で対戦の流れを引き込むことができる点、相手の選出を歪ませられる点を評価して採用した。
選出した際は釣り出しやあくび展開の中で急に繰り出すことをして、行動できる場面を増やすことを意識した。
 
 
 

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カバルドン@オボンのみ
わんぱく すなおこし
215(252)-132(0)-187(252)-×-93(4)-67(0)
じしん あくび ステルスロック ほえる
 
不利対面をとった際の引き先、あくび展開要員として採用した。
ミミッキュを強く使いたいときにセットで選出することが多かった。
物理方面は非常に硬いが、特殊方面があまりにもペラペラなのでDに厚く振るべきだった。
 
 
【選出について】
基本選出は特に存在しない。相手に合わせて柔軟に選出していく。
 
 
以下敬体。
 
 
【最後に】
S2は最終二桁を目標に取り組みました。目標を惜しくも達成出来ず、なんとも言えない結果となってしまい悔しいです。剣盾ではプレイングよりも構築の方が比重が高いと感じているので、完成度の高い構築作りを目指して行きたいです。
何かありましたら@HDzapdosまで。
 
 
【証拠】
TN ConstellerM7 119勝69敗

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7世代の振り返り

【注意】

語り多めの自己満足記事です。雑魚の語りが苦手な方には推奨できません。今すぐブラウザバックしましょう。

 

 

 

 

剣盾に夢中になって7世代の記憶を失う前にこれまでのシーズンを振り返ることにしました。

 

 

シーズン8、9

USUMのシーズン8から対戦を始めました。最初はこのゲームについて全く理解出来てなく、レート1500を維持するのでやっとでした。殆ど勝つことが出来ていませんでしたが、楽しくポケモンをやっていました。確かコケコランドグロスの並びを使っていたと思います。この頃はHNの通りポケモンしてました。

 

 

シーズン10

このシーズンも楽しくポケモンをやっていました。メガバンギラスを軸としたサイクル寄りの並びを使っていたと思います。ストーンエッジは威力0のゴミ技でした。レートは1866まで伸ばすことが出来ました。1900に届かなかったことは少し残念でしたが、このくらいで満足してました。

 

 

シーズン11

この頃から勝ちたいという気持ちが湧いてきました。構築記事なる物を知り、とにかくそれを読んで勉強し、育成と対戦を沢山しました。シーズン中盤にマンマンガルドの並びでレートを1975まで伸ばすことができました。この調子で2000まで行けるかもと思ってましたが、見事に溶かして1600まで落ちてしまいました。その後は対戦数が嵩むばかりで全く勝てなくなり、イライラが溜まりまくってました。ゲームを真面目に取り組んだことが無かったので、何でゲームやってるのにストレス感じてるんだ、バカらしいと思ってました。そんなときにあるポケモンに出会いました。

 

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オニゴーリです。近くにいた高レートの人がよく使ってるのを見て、真似して使ってみたらあまりにふざけた性能でハマってしまいました。私のような下手くそでも、運だけで全てをひっくり返して勝ててしまいます。勝てないゲームにストレスを感じていたので、このポケモンはぴったりでした。勝ったら嬉しい、負けても運のせいにすれば良いという考えでゲームが出来たので気持ちが少し楽になりました。色々と取り巻きを試した後、最終的には以下のような構築を使いました。

 

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この世の害悪をこれでもかと詰め込んだ感じですね。知性のかけらも感じられません。2000チャレを三連アイヘひるみで勝って、こんなふざけた構築でレートを2004まで伸ばすことが出来ました。どんな形であれ勝ちは勝ちだから少し嬉しかったです。今思えば間違いだらけですが、このシーズンで勝ててなかったら引退していたと思うので何とも言えません。

 

 

シーズン12

異形のゲコミミマンダを使ってました。マンダは捨て身とずつきを両採用して、なぜかグロスとゲンガーも入っていて3メガとなっており、ゴーリも入ってました。シーズン11でIQが5くらいになってしまったのでしょうか。今思うと本当に頭の悪い構築だなと思います。もちろんこんな構築では結果は出ず、最高1978でした。

 

 

シーズン13

あゆみんさんの動画に影響され、ポリ2ヒトデの受けサイクルを使うようになりました。受けの動かし方は難しかったですが、使っていて楽しかったです。結果は最高1975でした。2000チャレチャレの対戦でプレミでターンが後一ターン足りず、相手の毒が入ったリザXの体力が1残ってしまい負けたのは今でも覚えているくらい効きました。受けを使うのは向いてませんでしたが、どうやったら受けに勝てるかを理解できたので全く意味のなかったシーズンではないと思います。

 

 

シーズン14

シーズン13で受けを使っていた時にオニゴーリというポケモンは壊れていると思ったので再びオニゴーリを使いました。シーズン11のときのようにただ運ゲポケモンを構築に突っ込むのではなく、スカスカの脳みそをどうにか使いながら構築を作っていきました。シーズン14は以下のような構築を使いました。

 

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オニゴーリを展開するためのギミックを色々と取り入れ、かつeasy winを狙える要素を盛り込みました。シーズン中盤からサブロムで使い始めましたが、すぐにレートを盛ることができました。中盤に2000チャレが何度かありましたが負けてしまいました。しかし、ここまで調子が良かったことは初めてだったので、この構築に自信を持ちました。その後、なかなかレートに潜る機会を作れませんでしたが、終盤は取り組むことが出来ました。2000はさすがに乗れるだろ~と思ってました。しかし、2000チャレで何度も負けてしまいます。ただ負けるだけなら問題ないのですが、そのほぼ全てが運負けだったので滅茶苦茶萎えてしまいました。オニゴーリ使ってるやつが運負け主張するなという感じですが。ミミッキュが途轍もないくらいに戦犯でした。何度もじゃれや電磁波を外し、敗北に導きました。結局2000に乗ることは叶いませんでした。イライラしすぎて、ミミッキュをポケリゾートの温泉で釜茹での刑に処したあと、逃がしました。

 

 

シーズン15

使用した構築

【S16】 Sword of Sparkles 【最高2033最終2010】 - ぽかぼかぽけもん日和

やっとまともな構築を使うようになりました。最高最終2024でしたが、久しく2000に乗ってなかったので嬉しかったです。構築の使用感がとても良く、やっと自分に合ったものを見つけられたという感じでした。

 

 

シーズン16

終盤まではシーズン15で使った構築とは違う構築を色々使ってました。しかし、思ったよりレートが伸びなかったので、再びシーズン15で使った構築を握りました。結果は最高2033でした。流行りの並びに対して常に厳しい立ち回りを強いられていたのが、対戦していてつらかったです。 

 

 

シーズン17

シーズン16でやたらと催眠ゲンガーとミミッキュを使った構築に当たったので、自分でも使ってみようと思い、そこから構築を組み始めました。前期の反省を活かし、環境に多い並びに勝ちを拾いやすい構築を作ろうとしました。そうして出来たのがこれ。

【S17】状態異常ばら撒きゲンミミ【最高2070】 - ぽかぼかぽけもん日和

シーズン中盤の1900前後から使用し、すぐに2000まで上げることが出来たので構築に自信を持ちました。2100を目指せる最後のシーズンでしたが、結果としては最高2070で終わってしまいました。最高レートを更新出来たものの、2100に行けなかったのは悔しかったです。構築の見た目は非常に気に入ってますが、シーズン17の正解からは程遠かったと思います。

 

 

 

7世代では大した結果は残せませんでしたが楽しかったです。8世代では強くなって、対戦をより一層楽しみたいです。

 

 

【S17】状態異常ばら撒きゲンミミ【最高2070】

 【初めに】

穏やかと申します。S17お疲れ様でした。

7世代の最後に使った構築について書いてみました。

浅い内容かもしれませんが、お許しください。

 

以下常体。

 

 

【使用した並び】

 

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【構築のコンセプト】

1.状態異常にする技を多用して、相手の弱体化とメガゲンガーの一貫を狙う

2.メガゲンガーミミッキュ+@1での選出をし、メガゲンガーミミッキュで@1が苦手とするポケモンを強引に処理して、@1を通す

の二点である。

 

 

【構築の経緯】

ここ最近のシーズンで催眠ゲンガー+ミミッキュに頻繁にマッチングするようになったため、流行りに乗って使用することに決めた。残りの四体を決めるために催眠ゲンガー+ミミッキュの強みと弱みを整理した。

強い点

  1. さまざまな並びに対して選出することができる
  2. ゲンガーは高いS、ミミッキュは化けの皮を持っているため、どちらも行動保証があり、選出した際に腐りにくい
  3. ゲンガーを崩しの駒として動かせるため、崩し枠を減らせる
  4. 催眠により、勝ち筋を残せる

弱い点

  1. 削りが入っていない状況では、ゲンガーの有利対面は意外と少ない
  2. ミミッキュで止めることが出来ない、かつゲンガーを上から縛れる相手には勝てない
  3. レート差マッチが多発するS17においては、催眠に頼った戦い方ではレートは伸びない

これらを踏まえて構築を作成していった。弱い点1と3を補うために、相手に削りを入れながら、状態異常をばら撒くことができる個体を多く採用したいと考えた。弱い点2に関しては、そういった相手は環境にそう多くないと判断し、切ることにした。また、強い点1と2、3より、ゲンガーとミミッキュに明確ではないものの、多くの役割を任せられると判断し、汎用性を少し欠いたメタよりの個体を採用できると考えた。

そうして、毒々混乱実レボルトと鬼羽ウルガモス、ゴツメスイクンを採用した。
ここまでで、カプ・テテフボーマンダが重かったため、補完としてテッカグヤを採用し、完成した。
 
 
【個別紹介】
 

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ゲンガー@ゲンガナイト
 
おくびょう かげふみ(のろわれボディ
 
141(44)-×-115(116)-202(92)-116(4)-200(252) *メガシンカ
 
たたりめ ヘドロばくだん さいみんじゅつ みがわり
 
Cに振り切るより耐久に振った方が強いと感じたため、このような個体を用いた。火力不足で困ることよりも耐久に振った恩恵を受けることの方が多かった。
みがわりは様子見をしながらメガシンカすることを可能にするだけでなく、毒や火傷、のろい、やどりぎといった様々な要素と組み合わせて戦略の幅を広げることにも繋がるため、有用な技であった。
ヘドロウェーブの個体を持っていなかったので、ヘドロばくだんを採用した。対戦中にヘドロウェーブが欲しいと感じることもあったが、貰える機会がないため我慢した。
 
 

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いじっぱり ばけのかわ
 
131(4)-156(252)-100(0)-×-125(0)-148(252)
 
じゃれつく かげうち のろい でんじは
 
ストッパーとして扱うだけでなく、初手に出して場を荒らせるようにこのような技構成になった。つるぎのまいを切ったため、火力を押し付けるような動きが出来なくなったが、ゲンガーのサポートとしては扱いやすかった。上からちょうはつを入れられると置物になりがちなのでASとした。
 
 

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霊獣ボルトロス@ウイのみ
 
ひかえめ ちくでん
 
184(236)-×-103(100)-182(4)-118(140)-125(28)
 
ボルトチェンジ めざめるパワー氷 ちょうはつ どくどく
 
カバマンダガルドの並びに刺すために採用した。耐久に振って、ある程度の行動保証を持たせたボルトロスは安定感があった。ちょうはつで相手の展開を阻止しながらボルトチェンジで有利にサイクルを回せるため、便利だった。ゲンガーが処理しにくいカビゴンポリゴン2といった高耐久ノーマルは選出されやすいので、どくどくが上手く働くことが多かった。攻撃的な型ではないので、温存すべきかをよく考えながら動かすことを意識した。
 
 
 
ずぶとい プレッシャー
 
207(252)-×-183(252)-111(4)-135(0)-105(0)
 
ねっとう ねむる ねごと ほえる
 
相手の物理を削り、火傷を撒くために採用した。熱湯以外の技は、起点回避のほえる、体力維持とPP枯らしのねむる、隙を減らすねごととした。環境にスイクンは少ないため相手目線では何をするかがわかりづらく、思い通りに動かしやすかった。特にねむるとねごとは読まれ難く、何度も相手の狙いを壊すことが出来た。ボルトロススイクン、ゲンガーで選出すると、サイクル戦をコントロールしやすく、楽しい対戦となった。
 
 

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ウルガモス@マゴのみ
 
おくびょう ほのおのからだ
 
191(244)-×-115(236)-155(0)-125(0)-136(28)
 
ほのおのまい おにび はねやすめ ちょうのまい
 
ゲンガーが苦手なガルーラ軸や対面寄りの構築に刺すために採用した。1ウェポンの関係上、選出する機会は多くはなかったが、通る相手には非常に強く、容易く勝利を作り出すことができた。おにびで物理を、ちょうのまいで特殊に抵抗することができるため、起点にできる範囲は普通のウルガモスよりも広かった。ゲンガーとミミッキュウルガモスが苦手とするポケモンを潰し、詰ませる立ち回りを意識した。
 
 

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テッカグヤ@フィラのみ
 
のんき ビーストブースト
 
204(252)-121(0)-155(144)-127(0)-133(92)-75(20)
 
ヘビーボンバー かえんほうしゃ めざめるパワー氷 やどりぎのタネ
 
カプ・テテフボーマンダが重いため、補完として採用した。優秀な耐性でサイクルを強固にするだけでなく、ゲンガーとミミッキュテッカグヤの苦手なポケモンを倒し、テッカグヤで詰ませる動きをすることが出来るため便利だった。高速再生技がないので慎重な体力管理を心掛けた。
 
 
以下敬体。
 
 
【最後に】
 S17は2100に乗ることを目標に取り組みました。残念ながら目標を達成することは叶いませんでしたが、2000帯で強者の方々と対戦できただけでも少し嬉しかったです。
途中まではメタを張った構築によくマッチングしていたのでレートを伸ばせていたのですが、その後よくわからない構築に負け続けてしまいました。汎用性の低い駒を入れすぎて、構築の対応力が低くなってしまったことと、プレイングの浅さが敗因でした。
悔しさも少し残ってしまいましたが、剣盾でこの悔しさは晴らしたいと思います。
 
 
 
【証拠】
TN まきざぶろう
 

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【S16】 Sword of Sparkles 【最高2033最終2010】

【はじめに】

はじめまして、穏やかと申します。

 

突然、構築記事を書いてみたいという気持ちが湧いてきたので、ここ2シーズンで使用した並びについて簡易的に書いてみました。

 

このようなものを書くのは初めてなので読みにくい文章となっておりますが、我慢して読んでください。

 

以下常体。

 

【使用した並び】

 

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【構築のコンセプト】

削りを入れて、カプ・コケコやスカーフカミツルギで仕留める

 

【個別紹介】

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カバルドンゴツゴツメット

すなおこし わんぱく

215(252)-132(0)-187(252)-×-93(4)-67(0)

じしん こおりのキバ なまける どくどく 

 

相手の物理、特にメタグロスを削り、カミツルギの圏内に入れるために採用した。カバルドンとポリゴン2で緩く受けまわしながら、削っていく動きが強かった。相手からは意識されにくいどくどくは非常に便利だった。相手のポケモンを流す際に、適当に打つと勝手に崩れてくれた。

 

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リザードンリザードナイトx

いじっぱり かたいつめ(もうか)

153(0)-200(252)-132(4)-×-105(0)-152(252) *メガシンカ

ニトロチャージ げきりん かみなりパンチ つるぎのまい

 

受け崩しとして採用した。カプ・レヒレ絡みのサイクルが嫌いなのでフレアドライブを切って、かみなりパンチを入れた。余程刺さっていない限り、受け以外には基本的に選出しなかった。選出画面にいるだけで、相手のカバルドンなどが必死にステロを撒いてくれるのでターン的猶予を貰いやすく、楽に処理することができた。EFを利用して強化したかみなりパンチを打つのが気持ちよかった。

 

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ミミッキュミミッキュZ

ばけのかわ ようき

131(4)-142(252)-100(0)-×-125(0)-162(252)

じゃれつく のろい みがわり いたみわけ

 

初手に出し、相手を雑に削るために採用。交代を促す力がそこそこ強いため、相手の選出を把握出来る点や受けに強めな点、ストッパーとしても使える点が非常に良かった。しかし、型が割れるとメガゲンガーに容易に処理されることが多かった。

 

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カプ・コケコ@デンキZ

エレキメイカー おくびょう

149(28)-×-106(4)-132(132)-107(97)-200(252)

10まんボルト ボルトチェンジ めざめるパワー氷 めいそう

 

足が速く、電気が通る状況ならば崩しとしても扱えるため採用。カミツルギを通すことが難しいボーマンダ軸によく選出した。EFがほかのポケモンのサポートになるのが良かった。 

 

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ポリゴン2@しんかのきせき

ダウンロード ひかえめ

191(244)-×-117(52)-138(4)-128(100)-94(108)

れいとうビーム ほうでん みがわり じこさいせい

 

様々なポケモンと打ち合うことができ、どくどく持ちの遅いギルガルドを嵌めることができるため採用。最強のポケモンだった。刺さる相手には容易く勝利をもぎ取ってくれた。厳しい相手にも最後までほうでん麻痺による運勝ちを狙えるのが凶悪だった。

 

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カミツルギこだわりスカーフ

ビーストブースト いじっぱり

135(4)-256(252)-151-×-51-161(252)

リーフブレード せいなるつるぎ はたきおとす おんがえし

 

本構築の軸として採用。火力がとにかく欲しかったので意地っぱり。雨や+1最速100族を意識しなければ陽気の必要性を感じなかった。このポケモンをいかに通すかを考えて選出と立ち回りを考えた。ボーマンダ軸にはあまり出したくないが、気が狂って出すこともあった。

 

以下敬体。

 

【最後に】

S15とS16の2シーズンの間、2100を目標に取り組みましたが、目標達成には程遠い結果で終わってしまいました。最終日の前日まで低レートを彷徨い、ぎりぎり2000に乗せるのがやっとでした。強い人達に当たる度に、自分の考えとプレイングの浅さを思い知らされました。しかし、それと同時にポケモンの面白さが少しわかってきた気がしたので、S17は必死に取り組もうと思います。

何かありましたら@HDzapdosまで。

 

【証拠】

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