【S13 最終38位】欺瞞ラオスミミカイリュー
【初めに】
穏やかと申します。S13お疲れ様でした。
S13で使用した構築について書いてみました。
浅い内容かもしれませんが、お許しください。
*本記事ではダイマックスをDMと記す。
【結果】
TN:Grapha 最終38位(2082)
【使用した構築】
【構築のコンセプト】
- 対面構築の基本(行動保証+高火力先制技)
本構築の基本選出は初手に襷悪ウーラオス、後続に珠ミミッキュと鉢巻カイリューである。この三体はいずれも高い行動保証と高火力の先制技を持っている。初手の襷悪ウーラオスで雑に削り、後続の二体で打ち漏らしを縛る。仮に相手に初手DMされたとしても暗黒強打+不意打ちでかなりのダメージとなるので、初手DMに対しても展開が歪まないことが最大の魅力。
- 構築の見た目を受けサイクルに偽装する
受けサイクルに偽装することで基本選出の通りを良くすることを狙った。選出画面では悪ウーラオスは拘りスカーフ、カイリューは羽休めを活かした耐久型、ポリゴン2は受け駒に見えるため、型の誤認によるeasy winを拾うことができる。また、相手に崩しを重視した歪んだ選出を強要して、それをパワーのある対面選出で押し切っていくこともできる。
【ポケモンの役割】
襷:初手、ストッパー
珠:後続からの詰め
鉢巻:後続からの詰め
HC:上記で厳しいポケモンに対処するための補完
タラプ:選出誘導枠(通せる相手には積極的に出す、詳細は個別紹介で)
HB:選出誘導枠(完全な置物)
【構築経緯】
最終日の夜まではフェローチェ始動の受けサイクルを使用していた。前期より早く2ロム2050以上に行けたため最後まで使う予定だったが、途中から思うように勝てなくなってしまった。理由としては、終盤に受け寄りの構築が増え、それに伴い環境における崩しの意識が高まったことが挙げられる。そこで一度構築を解体して前期の並びを組み込み、受けに対する厳しいマークを逆手に取ろうとした。
途中まで使用したフェローチェ始動の受けサイクルについてはこちら↓
【個別紹介】
悪ウーラオス@気合の襷
陽気 不可視の拳
175(0)-182(252)-121(4)-×-80(0)-163(252)
暗黒強打 インファイト 毒突き 不意打ち
対面構築の初手襷枠。
今期はミラーや最速ミミッキュ意識で陽気で採用した。火力が足りないときもあったが動かしやすさを意識したので我慢した。
技構成は基本的な『暗黒強打』、『インファイト』、『不意打ち』、『毒突き』とした。『毒突き』は対カプレヒレ専用技であるため、『雷パンチ』より威力の高いこちらを選択した。
前期より動かしずらかったが対面構築においては必須の存在だった。
受けサイクルに偽装して組んだため、拘りスカーフを想定した立ち回りをされることが多く、楽に試合を拾えることもあった。
ミミッキュ@命の珠
陽気 化けの皮
131(4)-142(252)-100(0)-×-125(0)-162(252)
影打ち ゴーストダイブ じゃれつく 剣の舞
対面構築の鬼。
今期はミラーや準速ウーラオス意識で最速で採用した。
最速にしたことにより霊技を『ゴーストダイブ』とした。化けの皮と合わせてDMターンを枯らせて便利だった。
エースバーンが増加したため化けの皮の安心感は減ったがそれでも最強のポケモンだった。
カイリュー@拘り鉢巻
意地っ張り マルチスケイル
171(36)-202(236)-115(0)-×-120(0)-130(236)
H:非DM時、A特化ドラパルトのドラゴンアローをマルチスケイル込みで二連続最高乱数以外確定耐え
A:出来る限り高く
S:S+1で最速アーゴヨン抜き抜きとなるS実数値129の上を取れる
逆鱗 ダブルウイング 炎のパンチ 神速
古き良き対面構築のパーツ。
カイリューは前期の個体をそのまま使用した。
技構成は凄まじい火力の出る『逆鱗』、ダイジェットの媒体となり襷や化けの皮を貫通することができる『ダブルウイング』、対ナットレイ意識の『炎のパンチ』、高火力先制技の『神速』とした。
受けサイクルに偽装して組んだため、『神速』で削り切る動きを通しやすかった。
ポリゴン2@進化の輝石
控えめ ダウンロード
191(244)-×-110(0)-172(252)-117(12)-80(0)
H:16n-1
C:特化
D:余り適当
トライアタック 10万ボルト 冷凍ビーム 寝言
上記三体が物理に偏っているため、前期と同様にその補完として採用した。
技構成は暇潰しに打つと何かが起こる『トライアタック』、火力重視の『10万ボルト』、抜群を取りやすい『冷凍ビーム』、おそらく人類で初めてポリゴン2に覚えさせたであろう『寝言』とした。
基本選出ではステルスロック+欠伸の展開が非常に苦しいので『自己再生』を切って『寝言』を採用した。
サンダー@タラプの実
穏やか プレッシャー
197(252)-×-105(0)-145(0)-148(196)-128(60)
H:耐久を上げたいのでぶっぱ
D:タラプの実発動前特化命の珠サンダーの10万ボルト+タラプの実発動後ダイサンダーをほぼ確定耐え
S:S+1で最速アーゴヨン抜き
放電 暴風 身代わり 羽休め
サンダーの選出画面における圧力は他のポケモンの比ではないので選出誘導を期待してとりあえず採用した。
選出誘導枠だができるならば選出に組み込みやすい方がお得なので、相手のサンダーに負けず、DMを切らずとも役割遂行が安定し、単体で攻めから詰ませの動きができるタラプの実とした。
『身代わり』+『羽休め』+プレッシャーの詰ませ性能の高さは非常に魅力的だった。また、タラプの実により、流行していたアタッカーテッカグヤにも抗うことができる点は素晴らしかった。
欠点としては高耐久ポケモンを突破する力が乏しく、TODを狙いに行くはずが逆にTODされてしまう可能性があることが挙げられる。互いに突破不可能な状況に陥った際はサンダーでグダらせながら対戦時間を程よく消化し、タイミング良く裏に引くことで対処することが多かった。それが不可能な場合は仕方なく最終ターン付近に相手が麻痺や混乱で行動不能になることをお祈りした。
「たとえ相手を1匹も倒せずともTODの条件で有利に立てればそれで良い」ということをこのポケモンは教えてくれた。対受け構築においてわざわざ崩し枠を用意せずとも相手から突破不可能な駒+攻め駒+TODで勝ちを狙えるのである。サイクル構築のようにダメージの蓄積からアタッカーの一貫を作る崩しができない対面構築にとってはかなり価値があった。
ドヒドイデ@黒いヘドロ
ずぶとい 再生力
157(252)-×-224(252)-73(0)-163(4)-55(0)
熱湯 トーチカ 黒い霧 自己再生
本構築のかわいいかわいいマスコット。選出画面でポリゴン2ドヒドイデの受けサイクルに見えるように必死にアピールすることがお仕事。
【選出について】
・基本選出
場合によっては悪ウーラオスを裏に置くことも大切
・サンダーを選出に絡める場合
+or
対戦の展開を意識して出す順番は相手によって変える
サンダーで詰ませるのが理想
・ポリゴン2を選出に絡める場合
+or
ポリゴン2を出すときは初手が多め
【最後に】
今期は前期よりも高い結果を出すことを目標に取り組みました。最終順位では前期の結果を少し上回ることはできたのでちょっぴり嬉しかったですが、レートで見ると上位と大きく差が開いており改めて上位勢の凄さを感じるとともに、自分の実力不足を痛感しました。
今期は受けサイクルで対戦しており最後までやりきる予定でしたが、途中で崩壊してしまったことが非常に残念でした。来期こそは練り直してそれなりの形に仕上げたいです。
ここ2シーズンを通してそこそこ勝てるようになってきたので、勝ち癖をつけてより上位に上がれるように取り組みたいです。
Twitter @HDzapdos
サムネ用画像
【S13】美麗ポリヒトデ
【初めに】
穏やかと申します。S13お疲れさまでした。
S13で使用した構築について書いてみました。
浅い内容かもしれませんが、お許しください。
*本記事ではダイマックスをDMと記す。
【結果】
最終日に2ロム2050以上に行くことはできました。しかし、そこから溶かしたため最終的にはこちらに乗り換えました↓
【S13 最終38位】欺瞞ラオスミミカイリュー - ぽかぼかぽけもん日和
【使用した構築】
【構築のコンセプト】
- 襷フェローチェからの安定したゲームメイク
フェローチェ+受け駒+@1で選出し、先制とんぼがえりで削りを入れつつサイクルを回し、対戦終盤にフェローチェの高速高火力を活かして一掃することを目指す。高速高火力で相手から邪魔されにくいフェローチェを受けに組み込むことで、対戦をコントロールする力を上げる。
- 受けにミミッキュを組み込み立ち回りの幅を広げる
8世代ではあまり見られないが受けにミミッキュを組み込んだ。フェローチェ+ミミッキュ+@1の攻めよりの選出も可能になり、受けが厳しい相手にも柔軟に戦うことができる。
また、ミミッキュは耐性が優秀であり、無と格闘が無効である。特に格闘を無効化できる点が素晴らしく、ダイナックルから崩されそうなときに緊急回避としてミミッキュを投げて誤魔化すことができる。
さらに、強引にミミッキュ後投げで化けの皮を犠牲にダイマックス技を凌ぐこともでき、とにかく誤魔化しの手段が増える。
【ポケモンの役割】
襷:初手、切り返し
HB:数値を活かした物理受け
HB:耐性を活かした物理受け
タラプ:特殊受け、詰ませ
スカーフ:電気の一貫切り、対ウツロイド
球:誤魔化し枠
【個別紹介】
フェローチェ@気合の襷
意地っ張り ビーストブースト
146(0)-207(252)-57(0)-×-58(4)-203(252)
D:DL調整
インファイト とんぼがえり トリプルアクセル 毒突き
本構築の軸となるポケモン。
Aブーストすると格段と抜き性能が上がるので性格は意地っ張りとした。Sが足りなくて負けたことはあまりなかった。
技構成は基本的な『インファイト』、『とんぼがえり』と、上位のポケモンに抜群をとりやすい『トリプルアクセル』、対カプレヒレ専用技の『毒突き』とした。
ポリゴン2@進化の輝石
ずぶとい トレース
191(244)-90(0)-156(252)-125(0)-115(0)-82(12)
H:16n-1
B:特化
S:余り適当
冷凍ビーム イカサマ 自己再生 電磁波
対応範囲の広い物理受けとして採用した。
技構成は通りの良い『冷凍ビーム』、安易な積み技を許さない『イカサマ』、高速再生技『自己再生』、誤魔化しできる『電磁波』とした。
鉢巻悪ウーラオスの『インファイト』すら耐えることが可能であり、ミミッキュと同時選出してる場合に体力満タンで鉢巻っぽい悪ウーラオス対面した際は『電磁波』を押して、ダメージ量から鉢巻かを判別。鉢巻であれば即ミミッキュに引いて『剣の舞』で起点にする動きを良く行っていた。
ドヒドイデ@黒いヘドロ
ずぶとい 再生力
157(252)-×-224(252)-73(0)-163(4)-55(0)
熱湯 自己再生 トーチカ 黒い霧
独特な耐性と再生力でフェローチェとの噛み合いがいいので採用した。
技構成は3割で物理を機能停止させる『熱湯』、高速再生技『自己再生』、DMターンを凌ぐのに便利な『トーチカ』、能力上昇を防ぐ『黒い霧』とした。
この技構成だとカプレヒレにあり得ないくらい虐められるので『黒い霧』を切って『毒突き』を採用すべきだった。
サンダー@タラプの実
穏やか プレッシャー
197(252)-×-105(0)-145(0)-148(196)-128(60)
H:耐久を上げたいのでぶっぱ
D:特化命の珠サンダーの10万ボルト+ダイサンダーをほぼ確定耐え
S:S+1で最速アーゴヨン抜き
放電 暴風 身代わり 羽休め
ここまでで特殊が重いのでHDタラプの実サンダーを採用した。
相手のサンダーに負けず、DMを切らずとも役割遂行が安定し、単体で攻めから詰ませの動きができるのがこの型の特徴である。
『身代わり』+『羽休め』+プレッシャーの詰ませ性能の高さは非常に魅力的だった。また、タラプの実により、流行していたアタッカーテッカグヤにも抗うことができる点は素晴らしかった。
欠点としては高耐久ポケモンを突破する力が乏しく、TODを狙いに行くはずが逆にTODされてしまう可能性があることが挙げられる。
ドリュウズ@拘りスカーフ
陽気 型破り
185(0)-187(252)-81(4)-×-85(0)-154(252)
地震 アイアンヘッド 岩雪崩 つのドリル
ここまでで電気の一環があるためレジエレキが止まらず、サンダーに特殊を受けさせているためウツロイドも止まらないので、そこに勝てる駒として採用した。
受けに組み込まれているドリュウズは突撃チョッキの印象が強いが、中途半端な素早さと低い耐久により腐りやすいので拘りスカーフを持たせた。
技構成は基本的なものだが『つのドリル』はゴミ技だった。耐久が低く打つ余裕がなく2発しか打っていなかったので『ステルスロック』に変えたほうが勝ちを拾うことができたと思われる。
ミミッキュ@命の珠
陽気 化けの皮
131(4)-142(252)-100(0)-×-125(0)-162(252)
影打ち ゴーストダイブ じゃれつく 剣の舞
誤魔化し枠として採用した。
ミラーや準速ウーラオス意識で最速で採用した。
コンセプトの項目で示した通り便利なポケモンだった。
サムネ用画像
【S12 最終43位&84位】星穿ラオスミミカイリュー
【初めに】
穏やかと申します。S12お疲れさまでした。
S12で使用した構築について書いてみました。
浅い内容かもしれませんが、お許しください。
*本記事ではダイマックスをDMと記す。
【結果】
TN:Grapha 最終43位(2116)
TN:ソード 最終84位(2103)
【使用した構築】
【構築のコンセプト】
- 対面構築の基本(行動保証+高火力先制技)
本構築の基本選出は初手に襷悪ウーラオス、後続に珠ミミッキュと鉢巻カイリューである。この三体はいずれも高い行動保証と高火力の先制技を持っている。初手の襷悪ウーラオスで雑に削り、後続の二体で打ち漏らしを縛る。仮に相手に初手DMされたとしても暗黒強打+不意打ちでかなりのダメージとなるので、初手DMに対しても展開が歪まないことが最大の魅力。
- 構築内でSを統一する
本構築ではミミッキュ、カイリュー、サンダーの三体を全てS実数値130に設定した。この数値はS+1で最速アーゴヨン抜き抜きとなるS実数値129の上を取ることが出来る。具体例を挙げるとダイジェットを使えるサンダーやランドロスを意識したポケモンをさらに意識した調整であり、環境のポケモンに上から攻撃できるチャンスを得ることを狙った。また、Sを統一することで適切な行動を考えやすく、S判別からプレイングの負担を軽減することもできる。カイリューとミミッキュが先制技か普通に行動するかを正しく選択する際のヒントになりやすい。
【ポケモンの役割】
襷 :初手
珠 :後続からの詰め
鉢巻 :後続からの詰め
HC :上記で厳しいポケモンに対処するための補完
スカーフ :選出誘導枠
物知り眼鏡 :選出誘導枠
【個別紹介】
悪ウーラオス@気合の襷
意地っ張り 不可視の拳
175(0)-200(252)-121(4)-×-80(0)-149(252)
暗黒強打 インファイト 雷パンチ 不意打ち
対面構築の初手襷枠。
限界まで火力が欲しかったため意地っ張りで採用したが、特に不便なことはなかった。
技構成は基本的な『暗黒強打』、『インファイト』、『不意打ち』、『雷パンチ』とした。『雷パンチ』はほぼ対カプ・レヒレ専用技であるため威力がより高い『毒づき』の方が魅力的に見えるが、DM時の火力を意識して『雷パンチ』を選択した。
素晴らしい火力で腐ることが無く、非常に選出しやすいポケモンであった。
ミミッキュ@命の珠
意地っ張り 化けの皮
148(140)-156(252)-101(4)-×-126(4)-130(108)
H:余り
A:特化
S:構築のコンセプトの項目を参照
影撃ち シャドークロー じゃれつく 剣の舞
対面構築の鬼。
『ゴーストダイブ』ではなく『シャドークロー』を採用した理由はややこしい展開になることを嫌ったためである。威力が非DM、DM時の両方で低いがそこまで気にならなかった。
程よい耐久とアッキの実ミミッキュの上をほぼ確実に取れる素早さで非常に使いやすかった。環境の変遷により上位帯にエースバーンが減少したため、化けの皮の価値が高かったこともあり、安心して使える最強ポケモンだった。
カイリュー@拘り鉢巻
意地っ張り マルチスケイル
171(36)-202(236)-115(0)-×-120(0)-130(236)
H:非DM時、A特化ドラパルトのドラゴンアローをマルチスケイル込みで二連続最高乱数以外確定耐え
A:出来る限り高く
S:構築のコンセプトの項目を参照
逆鱗 ダブルウイング 炎のパンチ 神速
古き良き対面構築のパーツ。
技構成は凄まじい火力が出る『逆鱗』、ダイジェットの媒体になり襷や化けの皮を貫通することができる『ダブルウイング』、対ナットレイ意識の『炎のパンチ』、高火力先制技の『神速』とした。
環境のカイリューが『神速』を持っていない個体が多かったため、『神速』で削りきる動きが通りやすかった。竜の一貫がある構築に対しては『逆鱗』を打っているだけで試合終了になり、相性の良い構築にはめっぽう強い印象だった。非DMでも強いがDMさせても強く、殴り合いながらSを上げて最後っ屁に『逆鱗』を放つ動きは大変気持ち良くなれた。
ポリゴン2@進化の輝石
控えめ ダウンロード
191(244)-×-110(0)-172(252)-117(12)-80(0)
H:16n-1
C:特化
D:余り適当
トライアタック 10万ボルト 冷凍ビーム 自己再生
上記三体が物理に偏っているため、その補完として採用した。雑に殴り合える火力と耐久があり、対面構築にはあっていると考えた。
技構成は暇つぶしに打つと何かが起こる『トライアタック』、火力重視の『10万ボルト』、抜群を取りやすい『冷凍ビーム』、場持ちを良くする『自己再生』とした。ウツロイドが厄介に感じることが多く『アイアンテール』で撃退しようとしたが、『自己再生』があると立ち回りが楽になるので不採用とした。
悪ウーラオスが初手に出しにくいと感じたときに代わりに出すことが多かった。
サンダー@物知り眼鏡
控えめ 静電気
197(252)-×-123(140)-165(36)-111(4)-130(76)
H:耐久を上げたいのでぶっぱ
C:11n(特に意味はない)
S:構築のコンセプトの項目を参照
10万ボルト 暴風 ボルトチェンジ 羽休め
S12の環境を支配していたポケモン。どの構築も対策枠が入っているので選出誘導を期待して採用した。
技構成は火力重視の『10万ボルト』、ダイジェットの媒体となる『暴風』、ウオノラゴンとの同時選出の際にあると便利な『ボルトチェンジ』、再生技の『羽休め』とした。
選出誘導枠なので選出することは少なかったが素のスペックが高く、通せるときは強かった。
ウオノラゴン@拘りスカーフ
意地っ張り 頑丈顎
165(0)-156(252)-121(4)-×-100(0)-127(252)
エラがみ 逆鱗 メガトンキック 寝言
サンダーが支配する環境でかなり立ち位置が良いポケモン。終盤に意味不明なレベルで増加し、その対策も増加したため、選出誘導を期待して採用した。
技構成は基本的な『エラがみ』、『逆鱗』、『寝言』とダイアタックの媒体になる『メガトンキック』とした。『ギガインパクト』でも良さそうだが、『寝言』で出たときに行動不能になり負けたことが面白くなかったので『メガトンキック』を採用した。
選出誘導枠だが四桁のよく分からない構築には選出し、噛みつかせた。受けに対する選出誘導能力は抜群で、崩しの目途を立てやすかった。
【選出について】
基本選出
特殊が必要な時
+or
サンダーノラゴン+詰め
+oror
【最後に】
鎧の孤島が配信されてから全く勝てなくなったので、久々に悪くない順位を取れて嬉しかったです。冠以前の環境には不満点が多く歪に感じていましたが、今回の冠環境は割と好きなのでいつもより真剣に取り組むことが出来ました。
終盤までは7世代のメガボーマンダ+カバルドン+ラッキー+テッカグヤの並びを再現したく、メガボーマンダの枠をサンダーに変えてランクマに潜っていました。メインはすんなり2000にのせることが出来たのですが、サブが五桁で250戦しても抜けられないという大苦戦を強いられました。辛すぎて頭がおかしくなりそうでしたが、構築を見つめなおす良い機会になりました。いつも弱い構築を握り続けてしまう癖があったので、それを直せたのは良かったです。
S13も余裕があればしっかりと取り組み、もっと上の順位を目指せるようにしたいです。
1人で構築を考えるのがきついので一緒に構築を考えてくれる人を募集しています。何方か宜しくお願い致します。
Twitter @HDzapdos
サムネ用画像
【S6 最終111位】幻影カバドリ
【初めに】
穏やかと申します。S6お疲れさまでした。
S6で使用した構築について書いてみました。
浅い内容かも知れませんが、お許しください。
【結果】
TN:Grapha 最終111位 108勝60敗
【使用した並び】
【構築のコンセプト】
先に相手にDMを切らせることを意識しつつチョッキ水ロトムを軸に削りや状態異常を入れながらサイクルを回し、エースの一貫を作る
【構築の経緯】
S4とS5でもカバドリを使っていたがつのドリルやじわれが搭載されておりとても純正とは言い難い構築だったので、S6は起点カバルドン+剣舞ドリュウズの普通のカバドリに挑戦することにした。カバドリの記事を読み漁ったところ、前期結果を残していたくろもちさんの構築が良さそうに感じたのでそこから組み始めた。参考元から少し変更を加えながらカバルドン、ドリュウズ、ドラパルト、トゲキッス、水ロトムを採用。最後の一体の枠は参考元ではカビゴンだったが、現環境で過剰にメタられているカビゴンを上手く扱うことができなかったため、この枠を模索することにした。上記の5体ではストッパーが存在せず、相手に先にDMを切らせるはいいものの、そのまま貫かれてしまい相手のDMに抵抗する形でDMを切らされてしまうことが難点だった。相手のDMに抵抗するためにDMを切ることは弱いので、相手のDMを枯らしながら弱体化できるみがわり持ちの尻尾オーロンゲを採用することにした。しかし、単体での性能の低さとサイクル適性の無さが目立ち、勝ちきれないと判断し最終日の深夜二時頃に高いストッパー性能を持つアッキミミッキュに変更した。ミミッキュの加入により、構築内で生じていたエースとなれる駒の少なさに起因した立ち回りの窮屈さも解消されたのでこれで完成とした。
【個別紹介】
カバルドン@オボンのみ
わんぱく すなおこし
212(252)-132(0)-187(252)-×-93(4)-67(0)
HB:物理を確実に流すために特化
じしん あくび ステルスロック ふきとばし
砂展開と起点作成、スリップダメージによる削りが主な役割。水ロトムが打ち合いたい相手を呼びつつ、高火力物理からの引き先となりサイクルを形成する。
ドリュウズ@じゃくてんほけん
いじっぱり すなかき
185(0)-200(212)-95(116)-×85(0)-131(180)
B:DM時A特化ドリュウズのダイアース最高乱数切り耐え
S:準速ホルード、最速アーマーガア抜き
じしん アイアンヘッド ロックブラスト つるぎのまい
構築のエース。殴り合いながら火力と耐久と素早さを上げられることが魅力。砂ターンの管理とDMのタイミングを強く意識しながら動かした。ホルードが環境に蔓延していたので参考元からAを削り、Sに回した。
ドラパルト@たべのこし
ずぶとい すりぬけ
193(236)-×-134(212)-122(12)-96(4)-168(44)
H:たべのこし効率意識
S:最速100族抜き
りゅうのはどう たたりめ おにび みがわり
水ロトムが物理と対面したときの引き先2。おにびで火力を削ぎながらサイクルやエースの補助をする。ドラパルトは型が非常に多く、相手にそれらを考慮させることを強いるので入れ得ポケモンだと感じた。参考元から変更を大きく加え、両刀→特殊一本にしつつ物理耐久を大きく引き上げ、みがわりの場持ちを上げた。
トゲキッス@ラムのみ
ひかえめ てんのめぐみ
161(4)-×-115(0)-189(252)-135(0)-132(252)
C:特化
S:ぶっぱ
エアスラッシュ マジカルシャイン だいもんじ わるだくみ
ドリュウズを通すうえで障壁となるポケモンが多いときに選出するもう一体のエース。状態異常に耐性を持たせて積む隙を作るためにラムのみを持たせたが、心の余裕が出来るだけであまり発動しなかったので持ち物は諸説。参考元は最速だったが活きる機会が少なかったので火力重視のひかえめにした。
ロトム@とつげきチョッキ
ひかえめ ふゆう
157(252)-×-127(0)-163(188)-127(0)-115(68)
H:ぶっぱ
S:準速ギルガルド、準速ラプラス抜き抜き抜き
10まんボルト ボルトチェンジ ハイドロポンプ あくのはどう
構築の要であり、真の軸。カバルドンやドラパルトとサイクルを形成し、カバドリが呼びやすいポケモン達と撃ち合う。参考元から変更を加え、Cを削りSラインを引き上げた。理由としてはS114に設定した水ロトムが多く、それらよりも確実に速く行動したかったからであり、これは実際に活きることが多かったので正解だった。
ミミッキュ@アッキのみ
いじっぱり ばけのかわ
161(244)-156(252)-101(4)-×-126(4)-117(4)
かげうち ゴーストダイブ ドレインパンチ つるぎのまい
最後の最後に入ってきたポケモン。役割としては切り返し性能の高いストッパーと三体目のエース。このポケモンを入れてからは立ち回りが楽になり、入れ得であることを強く感じた。土壇場で採用したため、適当に努力値が振られたミミッキュにアッキのみを持たせて使っていたが、きちんと調整すべきだった。
【最後に】
結果は出ませんでしたが、使っていて楽しい構築でした。オーロンゲを抜いてミミッキュを入れる判断がもっと早ければもう少し順位を伸ばせたと思うと非常に悔しいです。
剣盾はシーズンが一か月しか無いため満足のいく構築を組み、練度をあげることが難しく感じてます。一人で構築を組む限界をここ数シーズンでヒシヒシと感じているので、一緒に構築を練ってくれる人や仲良くしてくれる人いませんか???
何かありましたら@HDzapdosまでお気軽にお声掛けください
【S4 最終52位&79位】開闢カバドリ
【初めに】
穏やかと申します。S4お疲れさまでした。
S4で使用した構築について書いてみました。
浅い内容かも知れませんが、お許しください。
【結果】
TN:Uexküll 最終52位 147勝85敗
TN:ConstellarM7 最終79位 122勝66敗
【使用した並び】
【構築のコンセプト】
一撃必殺の多投による役割関係の破壊とDMの強要で相手のプラン通りに対戦させない
【構築の経緯】
S4から解禁されたキョダイラプラスから組み始めた。ラプラスは元々受け駒を破壊することが得意なポケモンなのでキョダイセンリツを活かして殴り合う型ではなく、身代わりと一撃必殺を採用した型とした。
ラプラスを使う上で障害となるのは電気タイプ、特にゲームを終わらせる火力を持つパッチラゴンであると考えたので、地面枠としてドリュウズとカバルドンを採用。
ラプラスだけで受け駒を破壊することは難しいと感じたため、ここまでの3体に一撃必殺を仕込みそれによって得られるアドバンテージを勝利に変換できる再現性の高いポケモンが欲しかったのでミミッキュを採用。
ここまででアーマーガアが重かったためスピンロトムを補完として採用。
また、ロトムやヒヒダルマが重かったためサザンドラを補完として採用し完成した。
【個別紹介】
カバルドン@ゴツゴツメット
わんぱく すなおこし
215(252)-132(0)-187(252)-×-93(4)-67(0)
じわれ あくび ステルスロック なまける
砂展開、物理受けが主な役割。HBカバルドンに『じわれ』と『なまける』を採用することでカビゴンを高い確率で破壊できることに気付き、このような技構成とした。これにより、カビゴンをカバルドンで処理できるようになっただけでなく、『あくび』で流しながら『じわれ』を打つことで本来の役割関係を越えた処理ができるようになった。代償として『じしん』が無くなり削りの手段が減ってしまったので、持ち物をゴツゴツメットとした。相手のドリュウズにつのドリルで貫かれてしまった時にきあいのタスキの線を切れる点が思わぬ恩恵であった。
ドリュウズ@きあいのタスキ
ようき すなかき
185(0)-187(252)-81(4)-×-85(0)-154(252)
じしん アイアンヘッド がんせきふうじ つのドリル
タスキを盾にしたストッパーが主な役割。有利対面を作ったら『つのドリル』を押して裏のアーマーガアなどを貫く。『つのドリル』を見せて相手にDMを強要してからカバルドンに引き、DMを弱く使わせる動きが強力だった。雑に動かすことが多かったが、状況次第ではエースとして大切に使うことを心掛けた。
ラプラス(キョダイマックス)@たべのこし
おくびょう ちょすい
225(156)-81(0)-112(92)-106(4)-116(4)-123(252)
うたかたのアリア フリーズドライ じわれ みがわり
受け駒の破壊と水の一貫切りが主な役割。有利対面で『みがわり』を貼り、『じわれ』を連打して裏を倒す。一撃必殺技の選択肢が多いラプラスだが、その中から『じわれ』を採用した理由はダイアースにすることで自身のDを上げられるためである。D上昇とキョダイセンリツの壁を併せることで特殊方面の耐久を大きく伸ばすことができ、これによって『みがわり』の耐久力を伸ばして『じわれ』の試行回数を稼ぎやすくしたり、対特殊の殴り合いに強くしてラプラスで詰めていく動きが可能になる。似たような型とのミラーを意識してSは最速にした。Sを大きく伸ばしたことにより殴れる回数の増加や『みがわり』を相手のDMターンを凌ぐ手段として使いやすくなる恩恵があった。イカサマのダメージ意識でAは0の個体を用いたが、AをVにした方が勝ちを拾えそうなのでAの個体値に関しては一考の余地がある。
ミミッキュ@いのちのたま
ようき ばけのかわ
131(4)-142(252)-100(0)-×-125(0)-162(252)
かげうち ゴーストダイブ じゃれつく つるぎのまい
構築のエース兼ストッパー。他のポケモンで稼いだアドを勝利に変換する。ゴーストダイブはDMターン稼ぎに便利だが負け筋を作り得る技なので扱いが面倒だった。
スピンロトム@オボンのみ
ひかえめ ふゆう
157(252)-×136(68)-157(140)-128(4)-112(44)
ほうでん エアスラッシュ シャドーボール わるだくみ
構築内で重いアーマーガアを後出しから起点にできることを評価し補完として採用した。数値の低さを補うために耐久にある程度振り、オボンのみを持たせた。補完としての採用だったが、カバルドンとの相性が良く選出に組み込みやすかった。
サザンドラ@こだわりスカーフ
おくびょう ふゆう
167(0)-112(0)-110(0)-177(252)-111(4)-165(252)
あくのはどう りゅうせいぐん だいもんじ とんぼがえり
ヒヒダルマとロトムが重かったため補完として採用した。DMを切ることで高い対面性能を得られることと、こだわりスカーフ持ちの中では勝ち筋を考えやすいことを評価していた。しかし、トゲキッスにあまりにも隙を見せやすいのが弱く、選出が難しかった。最後までこの枠はしっくり来なかった。
【最後に】
最終二桁を目標に剣盾ランクマッチに取り組んでいたため、漸く目標を達成できて嬉しかったです。S4の順位は評価され難そうなことが残念でならないですが、劣悪な環境で腐ること無く対戦し続けたことは無駄にはならないと思いたいです。構築作りや個体調達を助けてくれた葛ポケの皆様には本当に感謝しています。
何か質問などがございましたら@HDzapdosまで。
【S3 最終195位】突貫逆襲カビミミノラゴン
【はじめに】
穏やかと申します。S3お疲れさまでした。
S3の最終日に使用した構築について書いてみました。
しょうもない最終順位ですが、お許しください。
構築名は最終日に10分でこの構築を組んだことと宇宙的な順位から急いで順位を上げたことからとりました。
【使用した並び】
(TNがGraphaとなっているが、最終195位だったのはTN ConstellerM7)
【構築のコンセプト】
1.カビゴンやウオノラゴンで場を荒らし、ペースを握る
2.スカーフエースバーンを軸にサイクルを回しながら削りを入れ、こちらの駒の一貫を目指す
の二点である。
【個別紹介】
ウオノラゴン@きあいのタスキ
いじっぱり がんじょうあご
166(4)-156(252)-120(0)-×-100(0)-127(252)
エラがみ げきりん じならし ロックブラスト
場を荒らす役として世にも珍しいタスキ持ちウオノラゴンを採用した。今シーズンは全く勝つことが出来ず最終日まで四桁後半を彷徨っていたが、このポケモンが救ってくれた。耐性と耐久がそこそこあるウオノラゴンにタスキを持たせるのはナンセンスに感じるが利点が幾つかある。一つ目は有利不利がはっきりしない対面で合法的に突っ張りが出来、相手引きの場合一方的にアドを取れる点。二つ目は相手から全く見えない勝ち筋を作れる点。三つ目はタスキとじならし、先制エラがみを併せることでストッパーになれる点である。
ウオノラゴンといえばこだわりアイテム持ちと考えられることが多く、打ち分け出来ることが勝ちに繋がりやすかった。相手の裏に先制エラがみが通るポケモンがいそうな場合は体力が1の状態でも残すことをした。
Hが偶数のまま使っていたことにこの記事を書くまで気づいていなかったのは反省。
ミミッキュ@アッキのみ
いじっぱり ばけのかわ
161(244)-156(252)-101(4)-×-126(4)-117(4)
かげうち ゴーストダイブ じゃれつく つるぎのまい
物理ダイマックスエースのストッパーとして採用した。アッキのみのお陰でギャラドスやパッチラゴンと打ち合うことが出来、非常に使用感が良かった。かげうち圏内の相手の前で敢えてかげうちを打たず、つるぎのまいを積みアッキのみを食べてから突破することで裏から出てくるポケモンとの打ち合いに強くすることも出来たりと立ち回りの幅を広げやすかった。
カビゴン@フィラのみ
わんぱく くいしんぼう (キョダイマックス個体)
267(252)-130-128(252)-×-131(4)-50(0)
じばく アイアンヘッド ヒートスタンプ のろい
場を荒らす役として採用した。のろいを積み、適当に打ち合った後で爆散して場を荒らしていく。カビゴンが刺さっている相手にはダイマックスを切って複数体倒して数的有利を取っていく。鋼技はダイマックス相手に効かないヘビーボンバーが扱いにくく感じたためアイアンヘッドを、炎技はそのままで打つ場合ダイマックス相手に打つことはなかったため威力重視のヒートスタンプとした。じばくの威力、それを媒体としたキョダイサイセイの威力が高いことと、のろいを採用したことにより、わんぱくHBでも火力で困ることは少なかった。
エースバーン@こだわりスカーフ
いじっぱり もうか
157(12)-184(252)-97(17)-×-96(4)-168(228)
かえんボール とびひざげり とんぼがえり みがわり
サイクルを回しながら削りを入れ、終盤スイープする役として採用した。ドラパルトに打点が無いこととメインの技が命中難であることが欠点だが、それでも採用する価値があった。ダイウォールの媒体はターンを消化することやもうかに入ることに使えるみがわりとした。
トゲキッス@いのちのたま
ひかえめ てんのめぐみ
191(244)-×-116(4)-176(156)-136(4)-113(100)
エアスラッシュ マジカルシャイン だいもんじ くさむすび
補完として広範囲の特殊が欲しかったため採用した。環境的にトゲキッスへのメタが激しすぎて元々のスペックを発揮しきれていないと感じた。そのため選出率は控えめだったが相手の選出に干渉できるポケモンなのでいるだけでも十分だった。
最終日にこの構築を急いで作ったが、いのちのたまのトゲキッスを持っていなかったのでラムのみの個体を流用したのは反省。
ギルガルド@たべのこし
ひかえめ バトルスイッチ
165(236)-×-160-112(252)-160-83(20) *シールド時
キングシールド みがわり シャドーボール ラスターカノン
何のために採用したのかわからないポケモン。対戦時間が20分になったため、このポケモンでTODに追い込むことは一度しかなかった。この枠をもっと煮詰めたかったが生憎時間が無かった。
【最後に】
S3も最終二桁を目指しましたが前期よりもしょうもない結果で終わってしまいました。未だに剣盾環境の勝ち方がよくわかりません。
何かありましたら@HDzapdosまで。
TN ConstellerM7
【S2 最終126位】334サザンガルド
穏やかと申します。S2お疲れ様でした。
S2で使用した構築について書いてみました。
浅い内容かもしれませんが、お許しください。